あずきの蒸し方はむずかしい? <概要>

あずきといえば水から煮る煮豆が一般的ですが、家庭であずきの蒸し豆を作ることも可能です。
しかしあずきの蒸し方は大豆と同じなのですが、時間がかかります。
あずきの食感を楽しむのは蒸し豆がいちばん。
とはいえあずき=甘くして食べるという固定概念はなかなか抜けないかもしれません。
日本では、あずきはぜんざい、おしるこ、まんじゅうの中身など、主に和菓子の材料として使われていますから。

あずきの蒸し方を伝えたい!
なぜあずきの蒸し方について書いているかというと、タンパク質の摂取を豆腐からあずきに変えた時、あずきをどう調理すればいいか分からなかったからです。
大豆の蒸し方はネットですぐ見つけられますが、あずきは煮るのが一般的で、あずきを乾燥状態から蒸す方法が分かりませんでした。
ですので「あずきの蒸し方は時間がかかるけど難しくはないし、あずきのおいしさを味わうには最適」と少しでも伝えられればと思い備忘録を兼ねた実録記にしました。

あずきは大豆よりタンパク質は少ないけど
当サイト管理人は、健康のために玄米菜食を実践しています。
たんぱく質は豆腐から取っていたのですが、「色の白い食べ物は体を冷やす」(医学的根拠は不明。ですが豆腐は温めて食べても体を温める食材とは思えず。あくまで個人的な感覚で正しいと感じました)といわれていることを知り、冷え性改善のため豆腐以外のたんぱく質摂取に変更することに。
豆腐から豆腐の原料である大豆に変えることを考えたのですが、大豆=色の白い食べ物=体を冷やす? と思いやめました。
(繰り返しますがあくまで個人の感覚での判断です)

手に入りやすい色の付いた豆といえばあずき。
黒豆もありますが、あずきのほうが安いので続けやすいです。
あずきより大豆のほうがタンパク質が多いですが、それほどの差はないのかなと。
豆はもともと好きな食材なので、たんぱく質の摂取を豆腐からあずきに変えました。

あずきを煮る? 蒸す?
あずきといえば煮るのが一般的ですが、あずきを食材として使うにはゆで豆は使い勝手がよくありません。
ゆでた残り汁にあずきの栄養分が抜け出ているので、もったいない根性で残り汁も使おうとすると料理がかなり制限される気がします。
しかしあずきを蒸し豆にすれば、豆ごはんにしたり煮たり炒めたりと調理方法が広がります。

一般的に豆の蒸し方は

・豆を一晩(6-12時間)つけて吸水させて戻す
・ザルに上げて水を切る
・蒸し皿に豆を広げて鍋を火にかけ、中強火で蒸す
(25分くらい。蒸し時間はお好みで)
・フタをして蒸らす

の工程があります。

大豆の吸水はひと晩あれば戻りますが、あずきはひと晩では戻りません。
24時間以上の吸水が必要です。
当サイト管理人は2日以上吸水させてなんとか戻せるかな、という感じです。
冬になると戻しきれないあずきが出てくるので、戻せなかったあずきは次回まで冷蔵保存です。
とにかくあずきは吸水→戻すに時間がかかります。

長くなってしまったので、実際のあずきの蒸し方は別記事で説明します。

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